虐殺と流血の街がやがて哀願と歓喜に変えられる

ホサナキリスト教会・聖書広場からの抜粋です。
聖書本文とメッセージノートはこちらから:
http://wdx.hosannamin.org/whatsnew/view/32539-69


「子羊の反撃③~罪の目盛りの不足分」
マタイ23章25~39節
~マタイ福音書連続講解説教69~


主がパリサイ人らに対して直接、
7つの「忌まわしいもの」を糾弾している箇所が続く。

天地創造以来、偽りと反逆、流血の蓄積された罪の報いが
神から下ることを将来に見越して嘆かれた。

「神の都」であるエルサレム、「わたしの家」とかつて呼んでいた神殿が
いまや神による裁きの対象であり

「あなたがたの家」と呼ばざるを得ない段階に達したのである。

当時の人々にはいまだ建設途中の荘厳なエルサレム神殿が
崩壊して市内が火で焼かれるとは信じがたいことであったであろう。

現在の私たちにとっても、
ユダヤの民のイエスへの不信が未曾有の破滅と民族の世界離散を招いたことを、
原因・結果の因果関係から客観的に理解できる。

ところが、
人知の及ばないところでこれら歴史の進展が
神のシナリオとしてあらかじめ計画されていた
と聖書は告げる。


1) イエス時代までのエルサレム(37)

ユダヤ人は古来から遣わされた神の預言者たちを迫害し殺害してきた。
主イエスは雌鳥のように翼を広げ、その下で彼らを保護をしようとした。

記録されているだけでも、
仮庵や過越しの祭りの度にエルサレムに上って神の道を伝え、
救いへの招きを続けられた。

幾たびも「子らを集めようとした」とあるのはそのことである。
その度に頑なな拒否の姿勢をパリサイ人、指導者たちは貫いた。

わずかな少数がその翼の下に集まったが、
それがイエスを信じるメシアニック・ジューと呼ばれる人々である。


2) 異邦人時代のエルサレム(38)

近未来にエルサレム神殿が「荒れ果てたままに残される」と告げられた。
AD70 年のローマ軍による徹底した破壊と殺戮でこの預言が成就された。

陥落以来今日まで、神殿域は異邦人に支配されたままである。

それは「異邦人の時代」と呼ばれる期間であり、
今後主が再臨される時まで続く。

現在はその期間に入る。


3) イエス再臨時のエルサレム(39)

将来、「祝福あれ、主の御名によって来られる方に」(詩篇118:26)
預言が成就するときがくる。

強烈に主を拒絶したあのユダヤ人の全てが回心して
その主イエスを待望する瞬間がやってくると言うのである。

聖霊が「恵みと哀願の霊」として注がれることによる
ユダヤの民族的な回心(ゼカリヤ12:10)である。

その時、民の哀願に応えて主がオリーブ山に地上再臨される(ゼカリヤ14:4)

その後、エルサレムにて千年王国が樹立され
ダビデの座から世界を統治されるのである。