主によって病が癒された人とそうでない人との違いとは何でしょうか?

マタイ福音書連続講解説教17  マタイ8章1~17節

メシアの5つの力ある業―その①

 {メッセージからの抜粋}

 

 

 マタイ5~7章ではメシアの教えがあり、人々はそのおことばに権威があったので驚いたと記されています(7:28~29)。

8章では力あるメシアの行動(御業)が5つ記されてあります。それぞれにメシアとしての権威が現されています。

これら教えと御業によるガリラヤ伝道において、「天の御国は近づいた」との宣教メッセージ(4:17)が実現されていったのでした。

 

 本日はその5つのうち3つの力あるメシアの御業を扱います。

①     ツァラアト患者の癒し

②     百人隊長のしもべの癒し

③     ペテロの姑の癒し

これらの御業(癒し)を通じて、天の御国がガリラヤ地方に実現されたことを知るのです。

 

「天の御国」

1.       それはいつ実現したのか? 今後成就するのか?:WHEN

  • 教えと力ある業によってガリラヤ地方に御国を広げられた

  • 病の癒しや悪霊の追放は千年王国において実現されることの先触れである

  • 十字架により、時代や地域に限定されないより普遍的な広がりを持つ御国が成就した。魂の癒しも十字架により実現。

  • 「そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。 」(Ⅰペテロ2:24)

  • 将来的には再臨によって、肉体にも完全ないやしが実現する

2.       それはなぜ可能となったのか?:WHY

神の一方的な、私たちを恵もうとする御心である。主は人々を癒し、解放することを、すなわち救いを無代価で与えることを選ばれた。

  • ツァラアト患者に触られた主の御心(8:3)

  • 患者を訪問せずとも、ことばだけでしもべを癒された主の権威(8:13)

  • 一人ひとりに手を置いて癒された主の憐れみ(ルカ4:40)

3.       どのようにして主の力を引き出したのか?: HOW

ガリラヤは当時「異邦人の住む、暗闇の中に座している民」といわれる土地柄である。病に苦しみ、悪霊につかれた人々は他にも多くいたはず。そのすべてが癒されたわけでなく、主に癒された人々はある意味で選抜された人々だった。何がそれを分けたのか。主の力を引き出す共通した要因は、信仰であった。

  • イエスをメシアであると認めたツァラアト患者の信仰を見よ。

  • 主のことばの権威を認めた百人隊長に、主が「イスラエルにも見たことがない」と驚かれたのは彼の信仰であった。

  • 癒しの後の奉仕に見られる姑の信仰を見よ。